キャリア自律と組織エンゲージメントを同時に高める「パーソナル・ブランディング」のススメ
キャリア自律・エンゲージメントを取り巻く問題意識
キャリア自律を高めることによって、エンゲージメントを向上させ、組織全体のパフォーマンスを高めていきたいと考える企業様が増えてきています。
ギャラップ社の調査によると、日本で「働きがい」を感じている社会人は「約5%程度」と、非常に低い数値になっています。
現状は、エンゲージメントを高めて、組織パフォーマンスを向上させることが難しい状況です。
人事の方々からも以下のような不安の声をよくお伺いします。
「エンゲージメントを向上させたいが、何から手をつけていいのかわからない。」
「キャリア自律を考えてほしくても、漠然としていて考えられない社員が多い。」
「結局、人事・会社から押し付けのキャリア自律になってしまっては意味がないのでは。」
社員が「キャリア自律」を考えられない背景には、「自分のキャリアは誰かが決めるものであり、自分でコントロールできないという思い込み」が隠れています。
キャリア自律・エンゲージメントが高まらない理由とは?
会社内において、皆さんのキャリアを決めているのは誰でしょうか?
この問いを研修で投げかけると多くの方が、「上司・会社」と回答します。
そのため、キャリア研修などで、キャリアビジョンを考えても、漠然としたイメージだけの話し合いや会社が望むキャリア像の話し合いに終始してしまっており、本当の意味でのキャリア自律を叶えることができていません。
まずは、自分でキャリアを決めることができるという感覚を取り戻さなければ、キャリア自律を進めていくことは難しくなっています。
キャリア自律を体現して、組織へのエンゲージメントを高めていくためには、「社員一人一人の強みを自分で定義し、パーパスから日々の習慣までを一貫させるパーソナルブランディングの確立」がポイントになります。
キャリア自律・エンゲージメントを同時に高める視点とは
私たちは、パーソナル・ブランディングを「ステークホルダーから見た独自の役割を築き、感情移入が伴ったモノ,サービス,それらを生み出す仕事のこと」と定義しています。
キャリア自律やエンゲージメントの向上を考える上で、仕事の中でどのように感情移入をもたらすのか、そもそも、自分はどのような場面で感情移入をするのかといった“感情”を基軸にした自社・自己理解が欠かせません。
感情移入が伴ったファンや機会の巻き込みを実践していくことが、キャリア自律を推進するためには重要です。
今回のセミナーでは、キャリア自律の課題を打開し、エンゲージメント向上に繋げる新しい視点をご提供します。
キャリア自律とエンゲージメント向上を成し遂げ、社員一人一人が自分の力を最大限発揮しながらも、パーパス・理念を中心に一枚岩となって活動ができる組織になるためのステップを具体的にお持ち帰りいただけます。